歴代ロードスター
大学の先輩が所有しているNBロードスターが4年ぶりに公道復帰を果たしたことをきっかけに、身内のロードスター乗りで集まって、ロードスターが初代から現行まで勢ぞろいした。なかなか壮観である。
同じ時期、同じ大学にいたメンツで、こうして歴代ロードスターが揃うのが面白い。
この集まりを企画してくれた、ディープクリスタルブルーマイカのNDの彼に感謝である。
4世代一気に試乗して、非常に楽しい休日だった。
前哨戦として紅葉狩りもやった。
黄色のNCが混ざると景色が明るくなるね。
NDロードスター同士の乗り比べ
勝負ではないのだが、私の2020年式、5型のNDロードスターのライバルとなるのは、やはり彼の、2022年式、6.5型のNDロードスターである。
私のNDはSスペシャルパッケージ、彼のNDは通常グレードの最上位、Sレザーパッケージである。
グレードの差だけではない。越えられない壁がそこにある。
それは、KPCの有無だ。
2022年式のロードスターから採用されているギミックで、旋回時、0.3G以上の横Gがかかると作動するらしい。990Sに試乗した際にもKPCは効いていたはずだが、あれは足回りがかなり違う。
近いグレードで、かつどちらも走行距離5万km。じっくり乗り比べできる広い田舎道。
これはKPCの体感を試みなければならない。
結果から言うと、高速域の安定感が全然違った。
彼のNDは不幸な事故により、タイヤがコンフォート系のタイヤに変わっている。だから乗り心地が良くなっているのはわかるのだが、コンフォート系のタイヤであるにも関わらず、高速域で旋回した時の安心感、安定感はむしろ高いのである。
これがKPCの威力なのか。
一緒に試乗したNBの先輩が言う。
「これに勝つためには、ショックを見直すしかない。スーパーオーリンズだ!」
27万円とかするじゃねーか。まず自分のクルマに付けとけや。
いいなKPC。純粋なグリップは私のNDのタイヤのほうが高そうなのに。
マツダ車、年次改良でどんどん良くなるのはメーカーの姿勢として素晴らしいが、旧い型のオーナーとしては悔しい思いをする。2024年型からはエンジンパワーも向上するらしい。
そういえばKPC実装のアップデートサービスがどうとか言ってなかったっけ??
マツダ3とかはあとでエンジンパワーアップのアップグレードサービスとかやってたよね?
販売済みの車両のアップデートも検討中ってあるね。
しかしながら、他車種も含め、アップグレードサービスはここ2年音沙汰がないようだ。
KPC載せられないのか??俺にもKPC寄越せよ!!頼むよマツダァ!!