望遠レンズ強化月間2

物欲は連鎖する

レンズの実力としては2軍ではあるが、ペンタックスはAFが効く望遠ズームが増えた。

ならば、次はニコンだ。

PENTAX K-1MarkII+DFA28-105/3.5-5.6

というわけで買った。

AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)である。

最新のZマウントレンズから数えて3世代前になるが、腐っても70-200/2.8である。

先日、AFニッコールの80-200/2.8を触らせてもらう機会があった。その写りを見て、ニッコールならば旧くても十分満足のいく写りをすると考え、こいつを買ってみた。

 

最初にオチを言ってしまうと、腐っても70-200/2.8だが、こいつは腐っていた。

AFが...なんというか動くのだが、ブレーキが壊れているようなそんな動きだ。

合焦する直前に一瞬減速するのだが、止まらず再加速し、そのまま無限遠か最短まで回り切ってしまう。(合焦マークは点く)

 

70-200/2.8でAFが効かないというのは少々致命的だと感じるが、MFならば一応は使える。

 

試写

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 70-200/2.8G

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 70-200/2.8G

写りは良い。このレンズは2003年発売だが、ペンタックスだと1994年に発売されたFA★80-200/2.8が未だ現役だった頃。ニコンはこれの先代が1998年、後継が2007年発売だそうなので、かなり高頻度でモデルチェンジしていたんだと感じる。デジタルカメラ時代になってからのレンズで、それを感じさせる十分な描写力だ。

 

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 70-200/2.8G

毛玉のジーノを手にするヨッメ氏

ニードルフェルト製のジーノで、ヨッメ氏のお手製。フェルトの質感が素晴らしく良く再現されている。

 

 

AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)は選択肢としてアリか?

うーん、多分買いなおす。これいくらで売れるかな...。

写りは良くても、AFが効くはずのレンズでAFが使えないのは相当ストレスなんだよね。

20年前のレンズで修理は望めないし、MFで構わないという人のもとへ再び旅立ってもらうことになろう。

正直同じ予算で、2013年発売のタムロンのA009とか、もっと設計が新しいレンズが狙える。タムロンであれば、2017年発売のA025でも7.5万円~である。

シグマの方は、Sportラインとかじゃなければやはり一桁万円かな。最近のシグマレンズは人気が高いのね。

ニコンFマウントは豊富な社外品が選択肢に入るので、これらを有効に活用していきたいところだが、せっかくなら純正レンズを使いたいような気も...。

悩みは尽きない。