ボーナスが出るとなればフットワークが軽い
長いトンネルを抜けると雪国であった。
ちなみにこの直前まではオープンで来た。磐梯山が見えるあたりでは晴れていて非常に眺めが良かった。
時は2週間前。ここは磐越道のとあるパーキングエリア。目指すは越後、新潟は三条市のとある博物館である。
その前に現地で大学の先輩と合流。マリナーブルーのNAロードスターは個人的に憧れのクルマだったので、まじまじと観察させていただいた。先輩ともかなり久しぶりに会う気がする。
ドリキンの謎ポーズにBGMもなぜかベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」と、今となってはいろいろと突っ込みどころが多い映像だけど、ドリキンが駆るロードスターはやっぱりカッコイイのだ。撮像管のカメラで撮影されているのがなんとも80年代。
KYOWA クラシックカー&ライフステーション
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外観はどう見ても会社の工場の敷地なのだが、中に入るとご覧のように旧車がずらりと並ぶ。私が大好きな国産大衆車が多くてもうたまらない。台数が多すぎて全部をじっくり見るには時間が足らなかった。右に見切れてるのはフロンテ800?全然気づかなかった...。ともかく宝の山である。
こちらは言わずと知れたコスモスポーツ。
別料金だが天気が良ければ運転もさせてもらえるらしい...
コスモスポーツは大学のころ一度だけ見かけた以来か。ウルトラマン好きな人には別の意味で刺さる模様。
ジーノのお祖父ちゃんのコンパーノ。旧いダイハツエンブレムがオサレ。
大きなグリルに丸目ライトといったアイコンはジーノと似ているが、逆スラントした立体的な顔が凛々しい。
同行してくれた先輩曰く、ハラックスと足回りがよく似ている。
日野コンテッサ900のエアインテークを覗けるなど幸せの極みではないか。
この車の駆動方式はリアエンジン・リアドライブ、つまりRRのセダンなのである。
入口にメッキの桟が入っているのは初めて知った。
ベルトーネがデザインしたとされる初代ファミリアはクーペとセダンが並んでいた。
ボンネットの側面の面が美しいクルマ。
先ほどのコンパーノはヴィニャーレ、ブルーバードがピニンファリーナ、コンテッサ1300やスカイラインスポーツがミケロッティと、このころの日本車にはイタリアンデザインのクルマが多く存在した。
この117クーペもそうした1台。117のデザインはジウジアーロだったね。
エロ過ぎる。わいせつ物陳列罪で全部押収したい。
コスモスポーツの試乗などやり残したことが多いので、もう一度行かなければならないね。
もう一人の先輩のクルマもご紹介。280馬力のゴルフRだそうな。低い。
他2台が2シーターだったので、この1台にまとまって色々案内していただいた。
同行してくださった先輩と、現地で案内していただいた先輩2人のおかげで良い小旅行をすることができました。この場でお礼申し上げます。