スーパーイコンタの記事を書いたのは2週間前。
ようやく1本目のネガが上がってきた。
1本目のフィルムは初代のアクロス。
現像は自家現像にて、ミクロファイン20℃で処理した。
120フィルムを処理できるタンクがなかったのでこの中華なタンクを買ったのだが、届いた商品にはMade in ”EC”とあったので、ひょっとするとLPLやAPの名前で売られているものと同じ商品なのかも。そっくりだし。
まあまあ本題に移りましょう。
誉れ高きテッサーの写りやいかに
カメラが1935年ごろのカメラであるはずなので、最初の被写体は1933年製造の蒸気機関車にしてみた。真岡鐵道のSL列車は先日まで機関車の重整備のため2カ月ほど運休していたのだが、運行再開した直後に緊急事態宣言ということで再び運行を取りやめている。汽笛の聞こえない沿線はなんとなく寂しい。
少し手振れしているように見えるが、1/200sで手振れするかな?周辺が流れているようにも見える。
田園に建つ洋風のデザインが素敵なお宅。これは多分F8。
現像ムラが出てしまった!ムラムラしちゃって嫌ねもう。
無限遠で撮ったはずだけどやっぱりビシッとした写りにはならないみたい。雲と稲穂のトーンの感じがいい。
今度はF2.8開放。木漏れ日が綺麗な林道である。
こいつは周辺がぐるっと流れてるのが分かりますね。ピントはどこに来ているやらw
周辺が流れるならしっかり中央に被写体をとらえてやればいいのかもしれない。
ほかの個体の作例だとそこまでグルグル流れてる様子はないように見えるが...
もとからジャンク品扱いだから、何があっても仕方ないんだけどね。
とりあえず絞り開放にしなければ距離計の精度もまあまあ問題なさそう。
ひょんなことから手に入れたスーパーイコンタ530/16
高校のころ少し使っていたリコーフレックス ニューダイヤ以来のスクエアフォーマットで、撮るのはなかなか楽しかった。フィルムがかなり高価になってしまった昨今、普通より1枚少ない11枚撮りなのが惜しまれる点だが、蛇腹やドレーカイル式の距離計等のギミックが楽しい1台だった。