バケペン2号機がやってきた
前に書いた欲しいモノ備忘録から2週間と経っていない。
やはり文字に起こすことは大事なことらしい。オークションに丁度いい出物があった。
コイツは安く落ちる。確信があった。
結局、送料込みで10年前くらいの相場で落札できた。
この存在感。素晴らしい。
とりあえず手持ちの135mmマクロをマウントしてみた。ゴムリング付となった後年の67レンズとは違う、金属むき出しの鏡胴がなんとも古臭くてこれがまた良い。
カメラは凝縮感のあるものか、重厚長大なものが好きだ。
好きなカメラは2台も3台も欲しくなる。
良かった。ようやく買えた。今まで買えなかったのは自分の気持ちの問題だった。
憑き物が落ちたような、晴れやかな気分だ。
買えるなら買おう。欲しいと思ったのなら。
ところで、このバケペン2号機の状態だが、外装はそこそこキレイでシャッターも切れる。ただし低速が遅くて、高速側もおそらくダメ。中速域は大丈夫かなって感じ。シャッター幕自体は綺麗なものである。
フルOHで5万ってところか。まあ昨今の中古相場を見る限りではOHしても安い。
なぜそんなに安いのか。
答えはもう上の写真で写っている。
無い。
レリーズボタンが無い。
レリーズケーブルつけたまま何かにぶつけたっぽいね。
とりあえず中に見えている板を押せればシャッターは切れるので、何かしらでレリーズボタンをこさえてやればと思っている。
使うかはともかく、使えるようにしてやりたいよね。