社会人5年目ですって???

月日が経つのは早い。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

春の梅や桜、秋の紅葉を写真に撮ると、また一年生きたという実感が湧く。

信じられないことに、社会人になって丸4年が経ったらしい。

遂に大学よりも長く、今の会社にいることになるのかと。

大したアクシデントがあったわけではないと思うが、就職して、納車されて、納車されて、結婚して...と、とりあえず4年間やってこれたというのは、それだけで何となく自信になっているように思う。

実際職場でも、「あいつは○○をやらせると上手いことやってくれる」とか、「××はあいつが得意だ」とか、そんなことを先輩や上司から言ってもらえるようになってきた。

仕事も趣味も、別に褒めて貰いたくてやってるわけではないのだが、やはり他人に認められるのは素直にうれしいことである。

 

将来について考える

社会人になって4年、結婚して1年経った。正直今の仕事は面白さはあってもやりがいを感じられず、なにより先輩が次々と転職していくのを見て、自分も...と検討したこともあった。とはいえ、転職したところでどこの会社も何かしらの問題は抱えてるものであろうし、まあ不満はあるけど別にやっていられないわけではない。しばらくは今の会社で頑張ろうと思う。

スケジュールはきついが、到底実現できないスケジュールなど従う必要もない。(限度はあるが)

一番は、自分がやりたいことが何なのか?

What's your policy? ーポリシーはあるか?

www.youtube.com

大切にしたいものを見失わないようにしつつ、前向きに頑張る。

 

他の会社に夢を見るのはやめよう。どうせ地獄の種類が違うだけなのだ。

完璧で究極のホワイト企業なんていうのは、「人権意識が高い欧米諸国」くらい空想の中の存在だと思う。

 

でも、嘘も通ってるうちは愛かもしれない。自分をダマし切ろう。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

RICOH GRII

今年は梅も桜も結構よく撮れた。

今現像に出してる120のベルビア50も仕上がりが楽しみだ。

お買い得望遠ズームとニコンZ7

年末のセールが悪い

昨年末のニコンダイレクトにて、ニコンZ7が21万円だった。

買うだろ??

shop.nikon-image.com

現在のところは22.8万円のようだ。

型落ちとはいえ、同じCMOSを積むZ7IIは未だに現行だし、この値段でも相当にお買い得だと思う。

Z5を結構高く売却できたので、これは実質無料だ。すばらしいのだ。

メディアが高けえのは仕方がない。

PENTAX K-1 MarkII + FA43/1.9

真面目に物撮りする気が無いのでヨッメ氏に機材を載せて撮った図

と、実はレンズも買った。

 

TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034)

www.tamron.com

A025を買おうと思っていたが、2.8通しはデカいし重いしで、以前買ったニコン純正のGレンズも3回しか持ち出さずに売却してしまった。

nabegino.hatenadiary.jp

ペンタックスK-1MarkII用にペンタックスの70-210を検討したこともあったが、まさかここにきてこれを買うことになるとは思わなかった。

 

そして、最近はFマウントレンズが安い。

すでに生産終了しているレンズのため、当然中古で買ったが、2018年発売のレンズの値段ではなかった。このレンズが4月に発売されて、7月にZマウントシステムが発表になったのだから、本当にタイミングが悪かったと思う。

Nikon Z7+70-210/4(A034)

写りはニッコールGの70-200/2.8に及ばない部分もあるが、トータルで破綻が少なく、色乗りが良くて使いやすい印象。何となくだが、タムロンペンタックスは性格が似ているのだろうか?落ち着く写りをしている。

写真はジーノのボンネットフード。

Nikon Z7+70-210/4(A034)

現代的で端正な写り。2.8通しより相当軽いし、なかなか楽しめそうだ。

 

今年からはカメラは少し節制して、出費を抑えなければならないと思っている。

結婚したし、クルマにもお金はかかるからね。

本当はまだまだ欲しいレンズは尽きない。24/1.4とか105/1.4とか。

でもカメラの方は...今年はもうすこし、撮影機会に投資をしていきたいかな。

2024年型ロードスターを試乗した。

我が家のロードスター

Nikon Z7+ FA31/1.8

これはトマト運搬車両となり果てた我が家の2020年型ロードスター

最近は落ち着いたが、一時期はトマトの価格が高騰し、トマトを持って歩くことによって身の危険さえ伴う世の中になっていた。何せラ・フランスよりも高価だったのだ。

しかし、ロードスターであればソウルレッドのボディーがトマトの存在をカモフラージュし、安全に食卓へトマトを運ぶことができた。

トマト運搬任務にはKPCの有無は関係ない。

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しかも2020年型までのロードスターは、走行中もドライバーの任意でヘッドライトを消灯できるため、隠密行動に向く。(マフラーは現行よりだいぶ音量でかいが)

 

2020年型でもトマト運搬車両として十分に熟成されていたロードスターであるが、今年もマツダは新型を投入してきた。

2024年型の実車を試乗する機会を得たので、また例によって思ったことを書き留めておこうと思う。

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990Sが無くなってしまったのは残念。

続けたかったが、法規対応でどうしても1トンを切れなくなってしまったためにやむなく廃止したとのこと。

1トン切りにはそこまでこだわらないので、あの脚で快適装備が付いたグレードが欲しい。

2024年型ロードスタ―「ND5RE」

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

電子プラットフォームが変わったことで、型式がND5RCからND5REに変わった。

灯火類の変更や、ステアリングシステムの改良、アシンメトリックLSDなど、変更点は多岐にわたるが、個人的に大きなトピックは、タンカラー内装のVセレクションが追加となったこと。代わりに、ホワイトセレクションが廃止となっている。

ブリティッシュグリーンのユーノスロードスターが忘れられない懐古趣味の諸兄には歓迎を以って迎えられていることだろう。残念ながらグリーン系のカラーは今のマツダのラインナップには存在しないが...。

ディープクリスタルブルーマイカにタンカラーもよく似合っているが、白内装とのマリアージュはまさに天才的と感じていただけに、やはりホワイトセレクションの廃止は惜しまれるところではある。

ちなみに、RFも内装のバリエーションが減り、白と赤内装は廃止になったようだ。

PENTAX K-1 MarkII + FA31/1.8

友人のロードスターの助手席に佇む、友人のマミヤ。

Nikon Z7+Z50/1.2S

あ、タンカラーの幌メッチャ良いね。Vセレクションと比べると、ホワイトセレクションは幌は黒だったので、後ろから見ると標準仕様との差異が微妙に目立たなかった。

ミツオカのロックスターだと、白い幌の仕様なんかも選べたんだけどね。

Nikon Z5+Z50/1.2S

やっぱり幌は黒で良い気がしてきた。

 

テールランプは特に好みが分かれるところだと思うが、私はMC前の方が好きだ。

テールランプはぼんやり光るほうが良い。

消灯時のコントラストが上がったので、現代的になったのは確か。

 

ウインカーとポジションランプが兼用になったのは非常に良いと思う。

以前は「車幅灯」という言葉の意味を考えさせられるような位置が光っていた。

PENTAX K-1 MarkII + FA43/1.9

目ヤニ

 

いざ試乗

Nikon Z7+Z50/1.2S

さあ人のクルマを使って内外装を中心に散々比較したので、今度は自分のクルマで中身の比較だ。試乗車は自分のと同じ、Sスペシャルパッケージ。

LSDが効くような運転を試乗でするわけにはいかないが、新しくなったという電動パワステのフィールを試す。

走り出して、左に切って試乗コースへ。明らかに違った。

Nikon Z7+Z50/1.2S

ホイールも正直言うと前の方が好き。

 

ステアリングの感じ、よくできた油圧パワステのようなフィーリングだった。

営業マンは「重くなったでしょう」と言っていたが、そういう単純な変化ではない。

切り始めのアシストの立ち上がりが滑らかで非常に気持ちいいし、フロントタイヤからのインフォメーションが豊かだ。手とフロントタイヤが直接つながっているかのような...。

newsroom.mazda.com

ニュースリリースにはまさに、今回感じたようなフィールを狙った変更だと書かれているね。

ほかかなり気に入ったのはシートの表皮。

Sスペシャルパッケージのシート座面がエクセーヌ仕様になった。見た目に上質感が出たのと、お尻が滑らなくなって非常に快適。

 

残念ながら、4馬力向上したというエンジンパワーの違いは実感できなかった。

それから、友人の2022年型ロードスターを運転した時に感じた違いというのは、KPCの有無ではなくタイヤの違いだったようだ。次の夏タイヤは彼のを真似てミシュランにするか。

 

 

この変更は聞いてない。

nabegino.hatenadiary.jp

この記事を書いたときにサンバイザーについての恨み言を述べていた。

PENTAX K-3 MarkIII + FA31/1.8

私のSスペシャルパッケージのサンバイザー。

この、ダイソーで買ってきたハンディーミラーをにわかに思いついて張り付けたような質感のかけらもないプラスチックむき出しでチープなサンバイザー。さっき知ったけど、初期型は全グレードこれだったらしい。

変わったのは2型から、Sレザーパッケージ以上で革張りの乗用車然としたものになっているそうな。

ところで、試乗車はSスペシャルパッケージだってさっき書いたじゃないですか。

これを見てほしい。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

キレそう。変わらずプラスチックむき出しだけどさ、最初からこうするわけにはいかなかったんですか???????

 

太陽に向かって走るとき、サンバイザーがダサいと吠えながら、私は明日も走り続ける。

 

まとめ

・好きな内装色のロードスターを買えるうちに買おう

・新型ではSスペシャルを選んでも悲しみが少ない

LSDやエンジンの進化は街乗りではほとんどわからない

・ステアリングフィールは素晴らしく良くなった

・ハザードスイッチやウインカーレバーの感触が第7世代と同じになった

・値段が高え

エキゾーストノートは初期型の音色に敵わない(マツダ2と同じ音じゃん)

 

新型のロードスターが良いことは十分理解したが、やはりどの型のロードスターに乗っても根本の楽しさは変わらない。

私はこのままマフラー変更前の2020年型で、騒音をまき散らして走り続けようと思う。

 

KPCだけアップデートで寄越せください。サンバイザーは3万円か...。

 

余談

ぼく「FRのマツダ6まだ?」

営業「CX-60のプラットフォーム、多分車高低いデザインを考慮してないんですよね」

営業「出たとしてもクーペSUVみたいなのにしかならないと思いますよ」

 

 

うーん()

ニューイヤー国産ステーションワゴンオフに参加した。

知り合いに誘われて、初めてオフ会というものに参加してみた。

90年代の国産ステーションワゴンだけで集まるだけ集まって、各々好きに過ごしましょう、という集まりだ。

オープンに告知するのではなく、人伝に紹介された人たちだけで集まるので治安の良さもある程度保障されている。ということで、それならばと参加させていただいたわけだ。

 

なんでも、オープンなオフ会は面白い初見さんとの出会いが楽しい一方、日本語のような音を発する未確認の霊長類の他、ヒトのカタチをした怪異が参加者に混ざってくる可能性があるとのことで。

それを聞いて「ツイッターみたい」と言ったところ、草を生やされた。

ちなみにツイッターのクルマ界隈は常にどこかで燃えている。

天候の影響を受けないので、火力発電に活用すれば太陽光発電よりも安定していそうだ。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 70-200/2.8E

あ、カメラが変わったけどこれは後でね。あとレンズは知り合いに借りた。

 

参加者は主催者がトヨタ カルディナなので、その関係でカルディナが最大派閥。

その次がスバルレガシィステーションワゴン王者の貫禄。2代目のBG型の方が多かったかな。

スプリンターカリブなど気が付けば街中で見なくなったし、正直マークIIにワゴンがあったことは知らなかった。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 70-200/2.8E

プ号は自分含めて2台。その奥は三菱のレグナムが2台。レグナムのこの逆スラントしたフロントノーズはこの並びのなかでもかなり個性を主張していてカッコイイ。

 

レグナムといえば思い出すこの漫画。

週刊アスキーを父親が毎週買っていた頃に楽しみにしていた連載だったが、昨年作者の水口氏が亡くなったと聞いた。この場を借りてご冥福を申し上げます。

作中に出てくるアカザ―さんの愛車がレグナム→フォレスターレガシィと変わっていったのをよく覚えている。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

現代のクルマと違う凄みのある顔つき。この顔で後ろから睨まれたら、思わず進路を譲ってしまいそうだ。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

サイドパネルの造形から6代目ギャランのDNAを感じる。

細かなディティールはやはり実物を観察しないとわからない。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 70-200/2.8E

プ号2台の並び。実は先日、うちの子にもフォグランプを付けた。

ワゴンは97年のフェイスリフトと同時にラインナップされたので、本当は右の子のようなマルチリフレクタータイプのフォグランプが付く。

うちの子には安かった前期セダン用のカットレンズタイプを買って付けたが、まあ素人は騙せる。

この2台を見比べると、グリル、ルーフスポイラー、バンパー、前後灯火類など、同じパーツが見つからないほど。いつまで眺めていても見飽きない。

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

エアロスポーツというグレードに装備されていたオーテック扱いのルーフスポイラーと、標準のオプションとして用意されたルーフスポイラーの並び。

 

日産勢はこのほかにステージアが2台来ていた。

同時期にラインナップされていた日産のステーションワゴンには、このほかアベニール、セフィーロワゴンもあったはず。

よくも似たような車種をこんなにいくつもラインナップしたものだ・・・と思ったが、今も人気のジャンルでは似たようなもんだよね。

RVブームってやつだ。

Nikon Z7+Z50/1.2S

Nikon Z7+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

最後に、このオフ会を主催して下さったみつやさんをはじめ、参加者の皆様に感謝申し上げます。楽しい時間をありがとうございました。

明けましておめでとうございます。2024

明けましておめでとうございます。
年始から世間でも、自分の周りでも(主に職場で)色々あって、なかなかブログの更新をできなかったが、まあマイペースで続けていけたらと思っている。
毎年言ってるなこれ。

nabegino.hatenadiary.jp

去年の方がやる気あるなあ。

 

もうすぐ大学で過ごした時間より、社会人になってからの時間の方が長くなる。
何もなければ人生はあと50年か、60年か...途方もないような気がするが、それだけに将来のことに関してはもっと真剣にならなければと考え始めている。
自分や家族にとって一番良くなる選択肢を慎重に選んでいきたい。
部屋が寒いのでこの辺で。
今年もよろしくお願いします。
 

KPCを俺にも寄越せ

歴代ロードスター

NikonZ5+AF-S NIKKOR 70-200/2.8G
 

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

大学の先輩が所有しているNBロードスターが4年ぶりに公道復帰を果たしたことをきっかけに、身内のロードスター乗りで集まって、ロードスターが初代から現行まで勢ぞろいした。なかなか壮観である。

同じ時期、同じ大学にいたメンツで、こうして歴代ロードスターが揃うのが面白い。

この集まりを企画してくれた、ディープクリスタルブルーマイカのNDの彼に感謝である。

4世代一気に試乗して、非常に楽しい休日だった。

 

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

前哨戦として紅葉狩りもやった。

黄色のNCが混ざると景色が明るくなるね。

 

NDロードスター同士の乗り比べ

勝負ではないのだが、私の2020年式、5型のNDロードスターのライバルとなるのは、やはり彼の、2022年式、6.5型のNDロードスターである。

nabegino.hatenadiary.jp

nabegino.hatenadiary.jp

私のNDはSスペシャルパッケージ、彼のNDは通常グレードの最上位、Sレザーパッケージである。

グレードの差だけではない。越えられない壁がそこにある。

それは、KPCの有無だ。

www.wakayama-mazda.co.jp

2022年式のロードスターから採用されているギミックで、旋回時、0.3G以上の横Gがかかると作動するらしい。990Sに試乗した際にもKPCは効いていたはずだが、あれは足回りがかなり違う。

近いグレードで、かつどちらも走行距離5万km。じっくり乗り比べできる広い田舎道。

これはKPCの体感を試みなければならない。

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 24-70/2.8E

結果から言うと、高速域の安定感が全然違った。

彼のNDは不幸な事故により、タイヤがコンフォート系のタイヤに変わっている。だから乗り心地が良くなっているのはわかるのだが、コンフォート系のタイヤであるにも関わらず、高速域で旋回した時の安心感、安定感はむしろ高いのである。

これがKPCの威力なのか。

一緒に試乗したNBの先輩が言う。

「これに勝つためには、ショックを見直すしかない。スーパーオーリンズだ!」

27万円とかするじゃねーか。まず自分のクルマに付けとけや。

 

いいなKPC。純粋なグリップは私のNDのタイヤのほうが高そうなのに。

マツダ車、年次改良でどんどん良くなるのはメーカーの姿勢として素晴らしいが、旧い型のオーナーとしては悔しい思いをする。2024年型からはエンジンパワーも向上するらしい。

そういえばKPC実装のアップデートサービスがどうとか言ってなかったっけ??

マツダ3とかはあとでエンジンパワーアップのアップグレードサービスとかやってたよね?

engineweb.jp

販売済みの車両のアップデートも検討中ってあるね。

しかしながら、他車種も含め、アップグレードサービスはここ2年音沙汰がないようだ。

www.mazda.co.jp

KPC載せられないのか??俺にもKPC寄越せよ!!頼むよマツダァ!!

望遠レンズ強化月間2

物欲は連鎖する

レンズの実力としては2軍ではあるが、ペンタックスはAFが効く望遠ズームが増えた。

ならば、次はニコンだ。

PENTAX K-1MarkII+DFA28-105/3.5-5.6

というわけで買った。

AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)である。

最新のZマウントレンズから数えて3世代前になるが、腐っても70-200/2.8である。

先日、AFニッコールの80-200/2.8を触らせてもらう機会があった。その写りを見て、ニッコールならば旧くても十分満足のいく写りをすると考え、こいつを買ってみた。

 

最初にオチを言ってしまうと、腐っても70-200/2.8だが、こいつは腐っていた。

AFが...なんというか動くのだが、ブレーキが壊れているようなそんな動きだ。

合焦する直前に一瞬減速するのだが、止まらず再加速し、そのまま無限遠か最短まで回り切ってしまう。(合焦マークは点く)

 

70-200/2.8でAFが効かないというのは少々致命的だと感じるが、MFならば一応は使える。

 

試写

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 70-200/2.8G

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 70-200/2.8G

写りは良い。このレンズは2003年発売だが、ペンタックスだと1994年に発売されたFA★80-200/2.8が未だ現役だった頃。ニコンはこれの先代が1998年、後継が2007年発売だそうなので、かなり高頻度でモデルチェンジしていたんだと感じる。デジタルカメラ時代になってからのレンズで、それを感じさせる十分な描写力だ。

 

Nikon Z5+AF-S NIKKOR 70-200/2.8G

毛玉のジーノを手にするヨッメ氏

ニードルフェルト製のジーノで、ヨッメ氏のお手製。フェルトの質感が素晴らしく良く再現されている。

 

 

AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)は選択肢としてアリか?

うーん、多分買いなおす。これいくらで売れるかな...。

写りは良くても、AFが効くはずのレンズでAFが使えないのは相当ストレスなんだよね。

20年前のレンズで修理は望めないし、MFで構わないという人のもとへ再び旅立ってもらうことになろう。

正直同じ予算で、2013年発売のタムロンのA009とか、もっと設計が新しいレンズが狙える。タムロンであれば、2017年発売のA025でも7.5万円~である。

シグマの方は、Sportラインとかじゃなければやはり一桁万円かな。最近のシグマレンズは人気が高いのね。

ニコンFマウントは豊富な社外品が選択肢に入るので、これらを有効に活用していきたいところだが、せっかくなら純正レンズを使いたいような気も...。

悩みは尽きない。